メール配信のデメリット

メールを開封すらされないことがある

メール配信には手間がかかります。システムの導入や送信対象者のリスト作り、メールの構成や本文の作成などの過程があります。その中でも一番苦労しているのが、多くの人に読んでもらうためのメールの構成と本文作りではないでしょうか。担当者は手間を惜しまず努力をしています。しかし、苦労して完成したメールを配信しても開封さえしてもらえないことが多々あります。読者の大半は自分が配信したメールだけではなく、他の人や会社が配信するメールにも登録していると考えられるからです。多くのメールがフォルダに送られてくるなかで、その人がすべてのメールを読むとは限らないのです。また、SNSの普及によりメールフォルダを確認するユーザーが少なくなってきている現状もあります。せっかくメール配信をしても未開封のまま放置されてしまう可能性もあるのです。

画像などが表示されなかったり迷惑メール扱いされたりする

メールを配信するときにHTMLメールを使えば画像や動画をメールの本文に利用できます。画像や動画を利用することによって読者にわかりやすく情報を伝えることができます。ところが、読者によってはセキュリティの問題からメールでの画像や動画の表示や再生を制限している人が多いのです。そうなるとせっかく画像や動画入りのメールを配信しても、見られることがなくなってしまいます。また、配信したメールが迷惑メール扱いをされてしまうことも多々あります。タイトルに詐欺を疑わせるようなキーワードが含まれていたり送信者の評価が低かったりすると、迷惑メール判定を受けてしまうことが多いです。迷惑メール扱いをされると読者に読まれることはありません。